同定 |
開張13-17mm. 前翅の斑紋は図示したごとく, 極めて個体変異にとむ. 別名にナガトビハマキがある.
Spatalistis 属は前・後翅ともCuA1とM3は有柄となる. ♂交尾器の uncus は短く存在し, socius は細長く発達している. Valvaは細長く, 基部で広くなる. Sacculus は通常先端が突起状となり毛を密生するが, 刺を有する種もある. Brachiola は非常に細い. ♀交尾器のsterigma はよく発達していて広く, 後角部は通常突出する. Ductus bursae は太くて長く, cestum を欠く. Signum は丸く小突起群からなるが, 欠く種もある. ユーラシア大陸から14種が記録されているが (Razowski, 1966), bifasciana を除く他の種はインドから東南アジアにかけて知られている.
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